ジヒドロテストステロン(DHT)がもたらす脱毛症への影響

AGA(男性型脱毛)はアンドロゲン型脱毛症と呼ばれ、男性の薄毛でもっとも一般的な脱毛症です。

AGAは男性ホルモンの影響により抜け毛が進みます。

特に、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)がAGAの原因であることが、研究により解明されています。

AGAは20歳以上から発症し、年齢があがるとともに発症確率も上昇します。50歳以上の男性では、半数にあたる約1300万人が発症しています。

また、ジヒドロテストステロンは女性の抜け毛の原因物質でもあります。

このページではジヒドロテストステロンがもたらす脱毛症について紹介します。

ジヒドロテストステロンとは

ジヒドロテストステロンは男性ホルモンの一種でステロイド効果があり、主に性欲を強くする作用があります。

また、ジヒドロテストステロンはアンドロゲンホルモンでもあり、以下の効果をもたらします。

  • 低い声
  • 太い体毛
  • 筋肉の増加
  • 胎児の前立腺の発達
  • 陰毛の発達

ジヒドロテストステロンは男性らしい体をつくる役割を担っているホルモンです。

男性の場合、男性ホルモンのひとつであるテストステロンが精巣もしくは前立腺で、5α-リダクターゼと呼ばれる酵素と結びつくことでジヒドロテストステロンに変換されます。

通常、体内で生産されたテストステロンの10%がジヒドロテストステロンに変換されます。

女性にもジヒドロテストステロンは存在しており、思春期に陰毛が濃くなるのはそのためです。

髪の毛の成長と抜け毛のサイクル

AGAの脱毛パターンは、生え際と頭頂部から抜け毛がはじまり、ゆっくりとしたペースで髪全体が薄くなります。

AGAや女性型脱毛症が起こる理由は以下の3つです。

  • 遺伝的要因
  • ホルモンによる影響
  • 環境による影響

そのなかでも、ジヒドロテストステロンが最も脱毛症の原因であると考えられています。

育毛のメカニズム

髪の毛は、生えては抜ける一定のサイクルを繰り返して、これを毛周期といいます。

毛周期は大きく3つの段階に分けられます。

  • 成長期
  • 退行期
  • 休止期

成長期は2~6年で長く持続するほど髪は長く、太く育ちます。通常、頭部の髪の毛の約80%が成長期の状態にあります。

退行期は2週間で、髪の成長が止まります。

休止期は1~4か月つづき、毛穴から髪が少しづつ押し上げられ自然に抜け落ちます。毛髪の15%が休止期の状態にあります。

その後、成長期が始まるサイクルを髪は繰り返しています。

脱毛

AGAにや女性型脱毛症になると髪に3つの変化が起こります。

  • 毛穴が徐々に小さくなる
  • 髪の成長期が短くなる
  • 休止期が長くなる

毛穴が小さくなることで髪が細くなり、頭皮との固着力が低下するため抜け毛が多くなります。

また、成長期が短くなることで髪が前と同じ長さまで成長できなくなり、休止期は徐々に長くなり、最後には休止状態が続いた状態になります。

髪の生え際や、頭頂部に産毛が増えている人は、ヘアサイクルが乱れ脱毛症の進行が進んでいる現れです。

ジヒドロテストステロンが育毛にあたえる影響

髪の毛はジヒドロテストステロンがなくても成長できます。

しかし、腋毛、陰毛、髭はジヒドロテストステロンなどのアンドロゲンホルモンがないと成長しません。

たとえば、思春期に去勢された男性は、ジヒドロテストステロンのもととなるテストステロンを作る精巣が無いため、陰毛や髭がほとんど生えないことが実験の結果わかっています。

ジヒドロテストステロンは毛包のなかに存在するアンドロゲン受容体と結合します。それにより毛周期のコントロールをする毛乳頭が成長期を短くする指示や、休止期に入る指示を出すようになります。

アンドロゲン受容体は、禿げた頭皮の細胞に多く含むことも明らかになっています。

アンドロゲン受容体が多いほど、ジヒドロテストステロンへの感受性(影響)が高くなるためAGAの発症確率が高まります。

また、アンドロゲン受容体の量は遺伝的要素によりあらかじめ決まっています。ハゲが遺伝すると言われる理由はこのためです。

5αリダクターゼの役割

5α-リダクターゼはテストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素です。

体内の5α-リダクターゼの量が増えると、より多くのジヒドロテストステロンが作られるようになるため、広い範囲で脱毛が進みます。

また、5α-リダクターゼには2つの種類があります。

1型
1型5α-リダクターゼは皮脂腺に多く見られ、皮脂の生成・分泌を促す働きがあります。皮膚を外部の刺激や細菌の侵入をブロックする大切な役割を担っています。
2型
2型5α-リダクターゼの多くは、精巣や毛包内に存在ます。2型が脱毛を誘発する原因だと考えられています。

ジヒドロテストステロンに効く育毛剤

薄毛は、男性としての自尊心の喪失や、女性らしさや美容にとって大敵です。人によっては人生そのものが変わってしまう場合もあります。

薄毛の治療や、抜け毛を予防するための治療法はすでに開発されています。

AGAクリニックで処方されるプロペシアもしくはフィナステリド(以下プロペシアで統一)は、1997年に米国食品薬品局(FDA)で薄毛治療の有効性と安全性が承認された育毛剤です。

プロペシアは、2型5α-リダクターゼ酵素とテストステロンの結合を阻害する薬です。つまり毛包内でのジヒドロテストステロンの発生を抑制に結びつきます。

プロペシアは効かないといった声もあがっていますが、臨床試験により効果も確認されています。

臨床試験で、抜け毛を止める効果と、人によっては髪が再び生えることが確認されています。

<プロペシアの育毛効果>

3センチ四方の髪の毛の数が227本まで薄毛が進行した人がプロペシアを5年間服用した結果、2200本まで髪が生える結果

プロペシアは錠剤ですがフィナステリドは経口摂取のほか、幹部への注射も可能です。

副作用は、性欲の減退、ED,勃起不全、精子の減少を伴うことがあります。

 

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