ミノキシジル育毛剤の発毛効果と副作用

育毛剤として最も有名な「リアップ」や「ロゲイン」などの商品はミノキシジルを主成分にした育毛剤です。 ミノキシジルには育毛効果があり多くの人の薄毛を改善した実績があります。

当ページでは、このミノキシジルの効果や副作用をはじめ併用することで育毛効果を高める成分とおすすめの商品などミノキシジルの全てを紹介します。ぜひ、育毛剤選びの参考としてください。

ミノキシジルとは

ミノキシジルは血管を拡張させる(広げる)効果があることから1960年代にアメリカのファイザー製薬が飲み薬を製造して高血圧の患者に処方されていました。

そしてミノキシジルを数カ月飲み続けると全身の毛が濃くなる患者や、頭頂部が禿げあがっていた患者の髪の毛が生えてくるような症例が多くみられ、ミノキシジルを内服すると副作用として育毛効果があることが発見されました。

この発見を受けて高血圧の患者用の飲み薬を製造していたファイザー製薬が、ミノキシジルの育毛に対する効果の研究開発を進め、1988年に世界で初めてのミノキシジルを主成分とした男性型脱毛症(AGA)の外用治療薬「Rogaine(ロゲイン)」が発売されました。

ロゲイン発売以前まで、世間では「ハゲは治らない」と言われ薄毛の科学的な治療法はありませんでした。 ロゲインが発売されると、これまで薄毛に悩んでいた人たちがこぞって購入しました。 その後、育毛の市場規模の大きさに目を付けた他の企業が続々と参入し、現在ではミノキシジルを主成分とした数多くの育毛剤が販売されています。 (2014年度の日本のヘアケア剤市場は2320億円と現在でも市場規模は伸び続けています。矢野経済研究所調べ

また、現在でもアメリカのFDAが脱毛改善の効果がみられる外用薬は唯一ミノキシジルだけが認められています。

<アメリカのFDA機関とは>

アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、Food and Drug Administration; FDA)は、アメリカ合衆国の政府機関であり、食品や医薬品、さらに化粧品、医療機器、動物薬、玩具など、消費者が通常の生活を行うに当たって接する機会のある製品について、その許可や違反品の取締りなどの行政を専門的に行う。

wikipediaアメリカ食品医薬品局より引用 FDAとは日本の厚生労働省にあたる機関で食品をはじめ育毛剤などの製品についての安全性などの検査・許可を下している信頼のおける行政機関。

ミノキシジルの育毛効果

ミノキシジルの育毛効果は、血管を拡張させることで血流が良くなり髪が生えると考えられていました。 なぜなら髪の毛は、毛根の中にある毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで髪が伸びるためです。

毛母細胞が細胞分裂を行うには、頭皮に流れる毛細血管からの栄養をもととします。 毛細血管の血流が悪くなると細胞分裂をするのに十分な栄養が吸収できないため髪は成長しないため、ミノキシジルの血管拡張効果により育毛効果があると言われてきました。

しかし、血流促進効果がある、唐辛子に含まれるカプサイシンや、玉ねぎに含まれるケルセチンを摂取しても育毛効果がないことから、何か他の要因があると推測され育毛についての研究がすすめられました。

そして、髪が生える仕組みと脱毛の原因が新たに解明され、以下のミノキシジルの発毛効果が見つかりました。

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ミノキシジルを摂取するとアデノシンが発生し毛乳頭細胞に対して刺激をあたえ以下の増殖因子を発生させます。

<アデノシンが作用することで発生する増殖因子>

  • VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
  • FGF-7(KGF:毛母細胞成長因子)

英語が並び専門用語で難しく感じますがこの2つが毛成長において重要な成長因子(対象の細胞などの成長・増殖を促進される物質)となりますのでわかりやすく説明をしていきましょう。

VEGF(血管内皮細胞増殖因子)

全ての毛髪は「生える」→「伸びる」→「抜ける」のサイクルを繰り返しています。 VEGFは髪の毛が伸びる際に毛乳頭細胞から生産され、毛細血管の成長を促進される効果があります。

<VEGFの作用>

  • 新しい血管を作る
  • 毛細血管の枝を増やす

髪の毛は毛細血管から吸い上げた栄養をもとにして毛母細胞が分裂を繰り返し成長します。 VEGFは毛細血管を新しく作ったり、血管の枝を伸ばして多くの栄養を毛母細胞に送りこみます。

また、VEGFは毛細血管を増殖する作用に加えて、毛母細胞の分裂を促す効果もあるため毛髪の成長に影響を与えます。

FGF-7(KGF:毛母細胞成長因子)

FGF-7もしくはKGF(ケラチノサイト増殖因子)とも呼ばれる成長因子は、毛母細胞の分裂を促進させ髪を成長させる作用があります。

アデノシンが薄毛の改善にもたらす効果と研究を資生堂が行った際に、男性型脱毛症(AGA)の原因を解明し以下の調査内容を発表しました。

薄毛部と非薄毛部由来の毛乳頭細胞(継代2代目)を75cm2 培養フラスコでコンフルエントになるまで培養した。ISOGENによりTotal RNAを抽出し、マイクロアレイ(Agilent社、Human1 cDNA Microarray、遺伝子数約20,000)により遺伝子発現量の違いを解析した。その結果、薄毛部由来毛乳頭細胞ではFGF-7遺伝子の発現量が、非薄毛部に比べ約1/2に減少していた。 (中略) これらの実験結果から、男性型脱毛の毛乳頭細胞では、FGF-7の産生量が減少し、毛成長が抑えられている可能性が示された。

資生堂リサーチセンター育毛剤研究の概況とアデノシンの有効性より

この研究では、「男性型脱毛症の患者」と「健康な毛髪環境の人」の各成長因子の分泌量を測定したところ、男性型脱毛症の患者から生成される発毛促進因子FGF-7の量が健康な人の半分であることがわかりました。

この研究結果から、髪の成長を促すFGF-7の分泌量が少ないことが原因で薄毛になっている人は「ミノキシジルを使用することで育毛促進できる効果がある」と科学的に解明されました。

しかし、FGF-7の生産量が減少している人はミノキシジルにより薄毛は改善できますが、FGF-7の生産量が測定できる施設は残念ながら現在はありません。

薄毛の原因は人により異なるため、必ずしもFGF-7の生産量の減少であるとは断定できませんが多くの人の薄毛の要因にあてはまるため、ミノキシジルを一定期間試してみるのが良いでしょう。

それでは次はミノキシジルの種類について紹介していきましょう。

ミノキシジルを主成分とした育毛剤の種類

ミノキシジルを主成分とした育毛剤は外用タイプと内服タイプの2種類あります。

<育毛剤の種類と特徴>

タイプ 育毛効果 副作用 扱いやすさ
内服タイプ 高い 大きい 手軽
外用タイプ 低い 小さい 面倒

AGAの進行度に応じて使い分けをおすすめしている人もいるようですが、体への影響を考慮すると基本的に外用タイプのミノキシジル育毛剤をおすすめします。 それでは以下で内服タイプと外用タイプについて紹介します。

内服タイプのミノキシジルタブレットの効果と副作用

f:id:bouldering-guide:20160605161840j:plain内服タイプはタブレット状でミノキシジルタブレット(ミノタブ)と呼ばれています。 ミノキシジルタブレットはページの冒頭で紹介した、高血圧の患者に処方され育毛効果が発見された降圧剤です。

ミノキシジルタブレットのメリット

  • 体内へ吸収しやすく効果が高い
  • 飲むだけなので簡単に育毛対策ができる

ミノキシジルタブレットのメリットは、ミノキシジルを体内に取り入れることで効果が出やすく、1日1錠好きな時に飲むだけなので扱いが簡単なところです。

ミノキシジルタブレットのデメリット

  • 副作用のリスクが高い
  • 個人輸入代行業者経由でしか購入できない

ミノキシジルタブレットは、高血圧の患者に対して処方される内服薬であるため、健康な人が飲めば体に悪影響を及ぼします。 また、ミノタブは日本国内で未認可の薬となるため、購入するには個人輸入代行業者を経由しなければなりません。

ミノキシジルタブレットの副作用

ミノキシジルタブレットはアメリカのFDA(食品医薬品局)によると服用により以下の副作用がでる可能性があると報告されています。

<ミノタブの副作用> * 心室肥大 * 心外膜液 * 腎性全身性繊維症 * 高カリウム血症 * 多臓器不全

心室肥大

心臓が肥大化した影響で重くなった状態で、息切れや疲労感を感じやすくなります。 症状を改善するには薬剤療法もしくは外科手術が必要になります。

心外膜液

心臓は心嚢(しんのう)と呼ばれる袋状のものに取り囲まれています。心臓と心嚢の間には心嚢水とよばれる液体が満たされています。これが炎症をおこし喉周りの痛みや顔に腫れを引き起こします。

腎性全身性繊維症

重い肝臓不全で症状が進行すると四肢関節の収縮性が失われ動きが悪くなります。 根本的な治療法は現在のところ無いとされています。

高カリウム血症

細胞内に存在するカリウムの濃度に異常をきたし、おう吐や脱力感、不整脈などの症状が現れます。

多臓器不全

生命を維持する腎臓、呼吸器、肝臓、血液系、心血官系、消化器、神経系の臓器の機能が正常な働きをしない状態を指します。

ここで紹介した副作用は「ミノキシジルタブレットを長期間にわたり飲み続けた末」になるような症状ですがミノキシジルの服用は健康被害を引き起こすリスクが高いため初めからの利用は避けましょう。

まれに日本国内のAGAクリニックで薄毛の診察を受けると、育毛効果が高いことからミノタブを処方されることがありますが、しっかりした検査と医師のもと決められた使用期間内であれば服用を検討してみても良いでしょう。

次は副作用の症状とリスクが小さい外用タイプのミノキシジルについて説明します。

ミノキシジル外用薬とは

外用タイプのミノキシジルは、日本皮膚科学会とアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)が脱毛改善の効果を認めている育毛剤です。 1988年にアメリカで世界初の育毛剤としてミノキシジル成分を2%含んだ「ロゲイン」が発売されました。

日本国内では1999年に大正製薬から一般用医薬品として発売された「リアップ」は発売と同時に爆発的な人気となり、現在でも多くの愛用者がいるミノキシジルを主成分とした外用タイプの育毛剤です。

男性型脱毛症の治療を専門とするAGAクリニックでも外用タイプのミノキシジル育毛剤が処方されています。 このミノキシジルを主成分とした育毛剤は、成分が5%以下の商品であれば医師の処方は必要なく薬局や通販などで気軽に購入できる点もメリットです。

この外用タイプのミノキシジル育毛剤の使い方・効果・副作用から、ミノキシジルと併用することで高い育毛効果が得られる治療法を紹介していきます。

外用タイプのミノキシジル育毛剤の種類と使い方

ロゲイン・リアップなど外用タイプのミノキシジル育毛剤は薄毛を改善したい頭皮に直接塗布します。 外用タイプの多くは朝晩の1日2回塗る必要があるため、ミノキシジルタブレットに比べると扱いに手間がかかります。

外用タイプは以下の3種類があります。 * スポイトタイプ * 乳液タイプ * ワンプッシュタイプ

毎日朝晩の2回使用し続けるため、なるべく使いやすいタイプを選ぶことをおすすめします。 それでは各タイプの使い方と商品を紹介していきましょう。

スポイトタイプの商品と使い方

スポイトタイプの代表的な商品は「ロゲイン」です。 使い方は以下の手順になります。

    1. 容器から決められた量の液剤をスポイトで吸い取る
    1. 患部に液剤を垂らす

スポイトタイプは決められた容量を毎回測る必要があるため、他のタイプと比べると最も手間がかかります。

乳液タイプの商品と使い方

乳液タイプは薄毛箇所に塗り込んで使用します。 乳液タイプの商品はあまりなく「ポラリスNR-10」と「ミノキシジル5%クリーム」が代表的です。

乳液タイプの使い方は以下の手順になります。

    1. 容器の上部に取り付けられているポンプをプッシュ
    1. 乳液を手にとり薄毛が気になる頭皮に塗る
    1. 毛穴まで浸透するようにマッサージをする

禿げ部分が多い人の場合、液状タイプを使うと液垂れしてしまいますが、乳液タイプのメリットは髪が生えていなくても使用できる点です。

ワンプッシュタイプの商品と使い方

ワンプッシュタイプは最も簡単に使える構造の容器が採用された育毛剤です。 ワンプッシュタイプは「リアップシリーズ」がそれにあたります。 使い方は以下の手順になります。

    1. 容器を逆さにして計量室に薬液を溜める
    1. 容器の先端を頭皮に押し当てる

ワンプッシュタイプの特徴はスポイトタイプのように分量を量ることなく使用でき、乳液タイプのように手に取る必要がなく直接容器の先端を頭皮に押し当てて使用できる点です。 分量も測らず、手も汚れないため取り扱いが楽でおすすめです。

ミノキシジル育毛剤の発毛効果

外用タイプの発毛効果は、ミノキシジルの含有量が多くなるほど育毛効果が高くなります。

以下は大正製薬がミノキシジル5%配合の「リアップX5」と、ミノキシジル1%配合の「リアップ」を1年投与し発毛効果を検証した臨床試験結果です。

f:id:bouldering-guide:20160605152936j:plain リアップX5総毛髪数の変化 <承認申請時添付データ>より

試験では、薄毛が進んだ箇所の1㎤あたりに生える毛髪の本数を計測したものですが、驚くことにどちらも初めは1㎤に1本程度しか生えていなかった毛髪が8週間後には10倍以上も多くなっていることです。 ミノキシジルの濃度による発毛効果は、リアップが15.4本に対し、リアップX5が21.8本と6.4本もの差がつき、ミノキシジルが多く含まれている育毛剤ほど発毛効果が高いことが実験を通して証明されました。 外用タイプのミノキシジルは1%~16%まで販売されています。ミノキシジルは濃度が高くなると固形化しやすくなるため16%以上の商品は現在販売されていません。 次は外用ミノキシジルの副作用とおすすめの濃度を紹介します。

ロゲイン・リアップなどの副作用とおすすめのミノキシジル濃度

1%と5%のミノキシジルの臨床試験では、5%のミノキシジル育毛剤の発毛効果が高いことがわかりました。 それでは、髪を生やしたいのであればミノキシジル濃度が高い育毛剤を選べば良いか?というとそうではありません。

内服やイプのミノキシジルタブレットでも説明しましたがミノキシジルには副作用のリスクがあります。 外用タイプはミノタブと比較すると副作用の症状は軽くなりますが、やはり様子を見ながら段階的に濃度を高くしていったほうが良いでしょう。

以下の表はミノキシジル成分5%の「リアップX5」の副作用について販売元の大正製薬が厚生労働省に提出した調査資料データです。

調査数:3072

副作用 件数 発生率
塗布部のかゆみなどの疾患 192 6.25%
発疹・皮膚乾燥など 70 2.28%
めまい・頭痛など 17 0.55%
臨床検査(心拍数の増加など) 12 0.39%
動悸 6 0.20%
眼痛・充血など 4 0.13%
耳鳴り 2 0.07%
腹痛 2 0.07%
心不全 1 0.03%
ほてり 1 0.03%
不眠症 1 0.03%

報告された副作用に1件「心不全」が報告されていますが、医師による診断結果によるとリアップとの関係性は見られずタイミングによるものとの見解のため副作用かは不明です。 その他の症状はいずれも軽度で重篤な副作用はありませんでしたが、軽度の発疹(かゆみ)など人により見られる結果が報告されています。

外用やイプのミノキシジル育毛剤を使い始める人は、まずは発毛効果も立証されており、副作用のリスクが少ないミノキシジルの成分が5%以下の育毛剤から使い始めましょう。 その後、育毛効果が見られず副作用がない場合には濃度を高くしていく形がおすすめです。

AGA治療の基本はミノキシジルとプロペシアの併用

ミノキシジルと併用することで高い育毛効果が得られると言われている「プロペソア(フィナステリド)」という内服薬があります。 このミノキシジルとプロペシア2つの併用効果を厚生労働省も認めており、AGAクリニックなど薄毛の医療現場でも処方されています。

以下は日本皮膚科学会が定めた「男性型脱毛症診療ガイドライン」にて薄毛診療についての策定内容です。 f:id:bouldering-guide:20160605153138p:plain 重度に薄毛が進行した人に対して「5%のミノキシジルとプロペシア(フィナステリド)」を1年間使用することが最も有効(最後の手段)であると臨床試験の結果をもとに報告しています。

プロペシア(フィナステリド)の効果

男性型脱毛症により薄毛が進行する原因のもとは男性ホルモン(テストステロン)です。 毛髪は毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで伸びていきますが、男性ホルモンが毛母細胞の分裂を阻害する働きをするため薄毛が進行していきます。

この薄毛を進行させる男性ホルモンの働きをプロペシア(フィナステリド)を服用することにより抑えることができます。 そして、プロペアとミノキシジルを併用することで薄毛の進行を食い止め、育毛を促すことで高い発毛効果が得られます。

ミノキシジル育毛剤の効果検証期間

育毛剤は効く場合と効かない場合に分かれ、内服薬・外用タイプ共に一定期間使用してみて効果があるか判断を下します。 まず、効果の検証期間中は必ず用法容量を守らなければ育毛剤本来の効果が得られません。 検証期間は少なくとも4カ月、改善効果が見られれば6カ月続け発毛効果を検証します。

以下は「リアップX5」を被験者に長期投与した発毛データです。 f:id:bouldering-guide:20160605153339j:plain 大正製薬:ミノキシジル5%製剤の長期投与試験結果より 臨床データでは、初めの2か月間は効果が実感できない人が9割以上いたことが分かります。 この臨床データから「とりあいず2カ月ためしてみたけど髪が生えてきていないからやめよう」と判断し別の育毛剤を使ってはいけないことが見て取れます。 なぜなら4か月目から8割以上の人が薄毛の改善効果を少し感じはじめ、6か月後には薄くなった頭皮が新毛に覆われはじめている人が48%にまで増加しているためです。

この結果からまず4か月継続してみて改善の効果が見られるならば継続して使い続けることで薄毛を改善が期待できます。

ミノキシジル育毛剤の購入方法

ミノキシジルを購入する方法は内服薬と外用タイプの育毛剤で異なります。 それぞれの購入方法を以下にて紹介します。

内服薬:ミノキシジルタブレットの購入方法

f:id:bouldering-guide:20160605162107j:plain内服薬のいわゆるミノキシジルタブレットは育毛剤として正式に認可が下りていません。そのため薬局や国内の通販サイトで購入することはできません。

現在、ミノタブを購入方法できる方法は以下の2種類になります。 * AGAクリニックでミノキシジルタブレットを処方してもらう * 個人輸入代行サイトで海外からミノタブを購入する

AGAクリニックでミノキシジルタブレットを処方してもらう

主に都心部を中心にCM効果の影響もあり男性型脱毛症の治療を専門にしたAGAクリニックが全国にあります。 全てのAGAクリニックではありませんが「銀座クリニック」など一部の専門病院でミノキシジルタブレットが処方してもらえます。 AGAクリニックを受診するメリットは、それぞれの薄毛の状況や遺伝子診断・血液検査のもと最適な育毛剤を処方してもらえるところです。 一方でAGAクリニックのデメリットは、個人で育毛の治療を行う際の費用と比べて倍以上も費用がかかります。

<AGAクリニックの治療費相場>

項目 費用
初診料 3,000円程度
内服薬・外用育毛剤セット 20,000円程度
薬用専用シャンプー 5,000円程度
AGA遺伝子診断 20,000円程度
血液検査 5,000円程度
各種検査 20,000円程度

AGAクリニックの治療費が高くなる要因は、薄毛の治療は保険適用外のため全額自己負担となるためです。 しかし、専門病院で診療してもらうことで適切な治療と副作用のリスクを低下させられるため、費用面以外で心配することは無く治療に専念できます。

個人輸入代行サイトで海外からミノタブを購入する

もう一方で、個人輸入代行サイトを利用してミノタブを購入する方法があります。 個人輸入代行サイトは日本の会社が運営してされており、サイトはすべて日本語表記で日本の通販サイトと同じ感覚で利用できます。

支払い方法は、先払いでクレジットカードもしくは銀行振り込みになります。 商品の到着は、通常1週間~10日で手元に届きます。

個人輸入代行でミノタブを購入するメリットは何といっても価格で1月2,000円程度の費用で服用できます。 デメリットは、自己責任のもと治療を行う事に加え、偽物を扱っている悪徳サイトがあるため利用するサイトをしっかりと調査する必要があります。

外用ミノキシジル育毛剤の購入方法

外用ミノキシジル育毛剤はミノタブと異なり簡単に購入できます。 購入方法は主に以下の4つの方法です。

<ミノキシジル育毛剤の購入方法> * AGAクリニックで処方してもらう * 薬局・ドラッグストアで購入 * 国内の通販サイトで購入 * 個人輸入代行サイトで購入

それでは、それぞれの方法で購入できる商品もあわせて紹介します。

AGAクリニックで処方してもらう

ミノキシジルタブレットで紹介したAGAクリニックでの購入方法と同様に、男性型脱毛症の専門医院で受診をしたのちに薬を処方してもらいます。治療費は月額2万円程度が目安です。

薬局・ドラッグストアで購入

日本国内において薬局・ドラッグストアで扱えるミノキシジルを主成分とした育毛剤は「リアップ」シリーズのみとなります。

なぜならリアップシリーズは一般用医薬品(OTC医薬品)と呼ばれる医師の処方箋を必要としない誰でも購入できる大衆薬に分類されているためです。

また、ミノシキシジルを主成分とした育毛剤が一般医薬品として販売されていない要因は、もともと降圧剤として使用されていたミノキシジルを育毛剤の成分として配合する場合、厚生労働省から承認を得るまでに10年以上の歳月がかかるため今のところ一般用医薬品として登録申請されている育毛剤はリアップシリーズのみとなります。

実際に店舗で購入する場合には薬剤師から、アレルギー・疾患の有無などの質問を受け問題がなければ商品が購入できます。

通販サイトで購入

国内で販売されているミノキシジルを主成分とした育毛剤はリアップシリーズのみとなりますがネットでは薬事法の規制により購入できませんでした。 しかし、2014年6月12日に薬事法が改正され一般用医薬品がネットでの販売が解禁され、リアップシリーズも手軽に通販サイトから購入できるようになりました。 通販サイトでの購入方法は厚生労働省の医療食品局が「一般用医薬品のインターネット販売について」にて以下の販売ルールを設けています。

① 購入者が情報提供内容を理解した旨の確認 ② 購入者に再質問がないことの確認 ③ 指定第2類について、禁忌の確認を促すための掲示・表示等 ④ 情報提供義務免除の範囲及び判断者の見直し(継続使用者等について、薬剤師 が情報提供の要否を判断) ⑤ 乱用等のおそれのある医薬品の販売個数の制限等 ⑥ 使用期限の表示・使用期限切れの医薬品の販売禁止 ⑦ オークション形式での販売の禁止 ⑧ 購入者によるレビューや口コミ、レコメンドの禁止 ⑨ モール運営者の薬事監視への協力

ネット通販の販売のルールでは、薬局で薬剤師が行う問診(アレルギー・疾患など)をネット上で行い、購入者からの質問や疑問には全て答えたうえで販売することを義務付けています。

実際にリアップX5をネット通販で購入する際には、商品をカートに入れる前に以下の質問に答えた後に購入ができます。

<使用者についての質問項目> ・性別 ・年齢 ・薬による副作用の経験 ・現在の病気と服用中の薬の有無 ・これまでの使用経験

ネット通販は特に難しい手続きなどなく簡単に購入できます。

個人輸入代行サイトで購入

国内の通販サイトでは「リアップシリーズ」しか購入できませんが、個人輸入代行サイトを利用することで海外のミノキシジル入りの育毛剤が購入できます。

海外の外用タイプの育毛剤は、世界で初めての育毛剤「ロゲイン」や「カークランド」「ポラリス」などの商品が有名です。

海外の育毛剤の特徴はミノキシジル濃度の高さにあります。 日本ではリアップX5が最も濃度が高くミノキシジル5%に対し、海外製品で最もミノキシジルの濃度が高い「ポラリスNR10」は16%の育毛剤が販売されています。

これはミノキシジルによる育毛効果を発見した会社がアメリカにあるため、ミノキシジル成分の研究・臨床試験・承認等が日本より進んでおり、20年ほど前はアメリカでもミノキシジル2%溶液までしか認可がおりていませんでしたが今日では16%まで認可されたためです。

<海外製ミノキシジル育毛剤一覧>

ミノキシジル濃度 商品名 価格 発売元メーカー
2% アクビタス2% 1830円 アクタビス
5% ロゲイン5% 2742円 ジョンソンアンドジョンソン
カークランド5% 1647円 カークランド
ミノキシジル5% 2262円 ジェンヘアー
ポラリスNR07 4070 ポラリスリサーチラボラトリーズ
スペクトラルDNC 5545円 DSラボラトリーズ
アクタビス5% 2273円 アクタビス
7% ポラリスNR08 4480円 ポラリスリサーチポタトリーズ
15% ミノキシジル15% 2817円 ジェンヘアー
ポラリスNR09 4940円 ポラリスリサーチポタトリーズ
16% ポラリスNR10 5180円 ポラリスリサーチポタトリーズ

海外製品は2%~16%まで幅広い濃度の育毛剤が販売されています。 しかし、海外で販売されている育毛剤にはデメリットもあるため以下にて紹介します。

海外製育毛剤のデメリット

海外製育毛剤のデメリットは、同じ商品であっても品質にバラつきがあったりします。 独特の匂いがついている場合には、朝に塗布し日中に気になるほどの薬液の匂いが強い場合もあります。 薬液の粘土が高く頭皮にベタつきを感じる場合もあるようで、どれもミノキシジルの濃度が高い商品で発生するケースが高い傾向にあります。

また、アジア諸国からもミノキシジル入りの育毛剤が販売されていますが、不純物の混入やミノキシジルが含まれていない商品もあるようです。

これらの悪質な商品の購入を避けるには、実態のある会社が長く運営しているサイトを利用することで粗悪品を掴まされる余計なリスクを負わずに済みます。

ただし、海外からの個人輸入をした育毛剤はすべて自己責任のもと利用してください。 ミノキシジルの濃度が高く、安いからと安易な理由でいかがわしいサイトからの購入は控えましょう。

ミノキシジル育毛剤おすすめランキング

初めてミノキシジル入り育毛剤を利用する人に向けておすすめの商品をランキング形式で紹介します。

1位 リアップX5プラス

f:id:bouldering-guide:20160605160315j:plain ミノキシジル濃度5% 価格:7,048円

数多くの商品が販売されているミノキシジル育毛剤の中でもっともおすすめできる商品は「リアップX5プラス」です。 理由は、日本人が使用することを前提に商品の開発を行い、臨床試験・育毛実績を経て厚生労働省の厳しい試験をクリアーした唯一の育毛剤であるためです。 販売・製造元が大正製薬であるためフォロー体制も整っており安心して利用できます。

2位 リアッププラス

f:id:bouldering-guide:20160605160324p:plain ミノキシジル濃度1% 価格:5,239円

皮膚や弱い人や副作用の心配がある人におすすめなのがリアッププラス。 まずリアッププラスを3か月程度利用してみて、頭皮のかゆみや炎症など現れないようであればリアップX5プラスに乗り換える使用法がおすすめです。

3位 ロゲイン5%

f:id:bouldering-guide:20160605160344j:plain ミノキシジル濃度5% 価格:2,742円

ロゲイン5%はリアップX5プラスと同じくミノキシジル濃度5%の育毛剤です。 リアップX5プラスとの違いは値段の安さ。2,000円程度安くなるため半年利用すると12,000円、1年で24,000円もの価格差が出てくるため料金面にフォーカスするのであれば、はじめての育毛剤にはロゲイン5%がおすすめです。 また、ミノキシジルの育毛効果を世界で初めて発見し、育毛剤として商品を送り出した、いわばミノキシジルを世界で最もよく知るメーカーにより販売されている商品であることもおすすめするポイントのひとつです。

4位 ポラリスNR08

f:id:bouldering-guide:20160605160352j:plain ミノキシジル濃度7% 価格:4,480円

ポラリスNR08はミノキシジル5%で満足のいく育毛効果が得られない人におすすめです。 また、ポラリスシリーズはミノキシジル濃度5%、7%、15%、16%と幅広い商品ラインナップと商品の安さが魅力です。 また、クリームタイプの育毛剤で頭皮に塗り込んで使用するため、髪が全く生えていない人は液体タイプのように頭皮から液垂れしてしまうことがなく塗布しやすい点で評判を得ています。

まとめ

ミノキシジルは、国内・国外ともに公的機関より外用薬として育毛効果があるとして唯一認められている成分です。 ミノキシジルの効果は、育毛を促進させる指示を送る成長因子を生み出し髪が生えるように促す効果があります。

また、ミノキシジルは内服薬(通称ミノキシジルタブレット)と外用タイプの2種類あります。 育毛効果は直接体内からミノキシジルを摂取する内服薬が優れていますが副作用のリスクも高まるため外用タイプがおすすめです。

はじめて外用タイプを利用する場合にはミノキシジル濃度5%の商品をまずは4カ月ためして育毛効果を検証し、効果が見られれば半年、一年と使い続けることで薄毛の改善ができます。

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